米債務問題、国内でも広がる懸念 債券運用益減、投資意欲に影 (1/2ページ)

2013.10.8 10:30

 米政府債務問題をめぐり、国内でも経済への悪影響を懸念する声が出始めている。

 日本の米国債保有額は7月末で1兆1354億ドル(約110兆1338億円)と、中国に次ぐ世界2位の規模。財務省によると、2011年度末の外国為替資金特別会計に占める外国債の金額は前年度比9兆7245億円増の64兆4339億円で、米国債がかなりの割合を占めるとみられる。三菱東京UFJ銀行など3メガバンクだけでも計8兆円程度の米国債を保有しているもようだ。

 今後、米議会が債務上限の引き上げで合意できず、米国債がデフォルト(債務不履行)に陥ったり利払いが滞る事態になれば、損失リスクを回避しようと投資家が米国債を売り浴びせ、価格が下落(金利は上昇)する可能性がある。そうなると日本でも国の債券運用益が減少。銀行も多額の含み損を抱えるおそれがあり、「影響は非常に大きい」(麻生太郎財務相)。

米国債の動揺は金融商品にも影をおとしかねない

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