中国に進出している日本企業にとって、店の名前やブランド名から日本のイメージをいかに隠すかは、大きな課題になりつつある。ヤマダ電機は中国での店名を「山田」ではなく中国語の当て字で「亜瑪達」としたが、中国メディアに取り上げられる際に本社名がたびたび登場したことで、「日本色」を払拭できなかった。
トップの名前も
ヤマダ電機と同じように、中国で苦戦しているのが12年12月に上海で中国1号店を開いた高島屋だ。開業当時の初年度の売り上げ目標を130億円と設定したが、今年4月に80億円と下方修正し、9月に「50億~60億円の見通しを立てている」(鈴木弘治社長)と再び下方修正を発表した。
売り上げ低迷の原因は複数あるが、「名前が日本のイメージが強すぎることも一つの理由だ」(現地のメディア関係者)という。
また、日本企業経営者の歴史認識が中国のインターネットで問題視され、不買運動につながることはしばしばある。