流通経済研究所の石川友博主任研究員は「納品期間を過ぎて卸から返品された商品やメーカーから出荷できないまま納品期間が過ぎた商品が廃棄につながる。廃棄が減れば、メーカーの利益率改善につながる」と意義を強調する。
一方、国の中央防災会議が南海トラフ巨大地震対策の最終報告書で「家庭で1週間分以上の備蓄」を求めるなど、防災食の需要が高まっている。
今年2月に賞味期限を1年延長したカゴメの缶入り野菜ジュースは4~9月の販売数が前年同期比2倍になったという。即席麺最大手の日清食品も「家庭で保存できる期間が延び、防災食としてニーズが高まる」(広報担当者)と話し、需要創出効果に期待している。