富士フイルムの新型ミラーレス一眼カメラ「X-E2」(右)=18日、東京都渋谷区【拡大】
ミラーレス一眼はパナソニックが2008年に初めて発売した。北尾一朗事業部長は「当初は『コンパクト以上、一眼レフ未満』だったのは事実だが、今は一眼レフに劣る部分がなくなってきている」と強調する。
ミラーレス一眼は、一眼レフのようにカメラ内部の反射鏡がないため、軽く小さくできる。光学ファインダー越しに被写体をとらえる一眼レフは速い動きにも撮影しやすいとされるが、ミラーレス一眼も高性能の電子ビューファインダーを採用する機種が登場。対応する交換レンズも増えている。
こうした中、オリンパスは一眼レフの開発を中止し、経営資源をミラーレス一眼に集中。今月発売した「OM-D E-M1」(約14万5000円)は、同社最高画質を売りにする。
根強い需要
各社がミラーレス一眼に力を入れるのは、スマホの台頭でコンパクトカメラの販売が落ち込む一方、スマホでは難しい写真を撮れる高性能なカメラに対する需要は根強いためだ。
ミラーレス一眼は単価、利益率とも高く、交換レンズの販売も期待できる。エントリー機では価格下落も起きているが「中・高級機は堅調」(メーカー幹部)という。