富士フイルムの新型ミラーレス一眼カメラ「X-E2」(右)=18日、東京都渋谷区【拡大】
ソニーは、一眼レフでも上位機種にしか採用されない「35ミリフルサイズ」の大型画像センサーを搭載したミラーレス一眼「α7」シリーズを11月15日に発売。軽量ながら「α7」(約15万円)は約2430万画素、プロ向けの「α7R」(約22万円)は約3640万画素の高い描写力を実現した。
石塚茂樹業務執行役員は「一眼レフとミラーレスという区別は意味がない」と話す。プロも満足できるミラーレス一眼を投入することで、キヤノンとニコンが得意とする高級一眼レフ市場も取り込む狙いだ。
とはいえ、ミラーレス一眼が普及しているのは日本やアジアの一部が中心。その国内でさえ販売台数はレンズ交換式カメラの半分にも届いてない。
一眼レフを得意とする2強は大きくて重いという弱点をカバーしようと小型化を加速。キヤノンの「EOS Kiss X7」(約8万円)は約370グラム、幅約116.8ミリと一眼レフでは世界最小・最軽量級で販売も好調だ。ニコンが11月中旬に投入する「D5300」(約9万円)も炭素繊維を使って重さを約480グラムに抑えており、競争は熱を帯びている。