モスライスバーガーの新商品を手にする太田恒有さん(左)と開発担当者の荒木光晴さん【拡大】
モスライスバーガーは国内でも進化を遂げる。10月29日から来年3月下旬までの期間限定で「さば味噌 骨までやわらか仕込み」(360円)と「彩り野菜のきんぴら」(310円)を販売する。
若者が主要な顧客層となっているファストフードの常識を変えようと、2商品のターゲットは高齢者にまで広げた。太田氏は「お年を召した人にも抵抗なく食べていただける商品」と自信をみせる。
これまでのモスライスバーガーの具材は、「きんぴら」「焼き肉」「かき揚げ」の3種が定番だった。若者がボリューム感のある具材を好むからだ。きんぴらも硬めで、高齢者には不向きだった。
ただ太田氏には、外食産業は「世代を超えてみんなが集まれる場所」だという理想があった。そこで、開発担当者の荒木光晴氏に「あなたのお母さんに食べさせたいライスバーガーを作ってほしい」と指示。日本料理などの板前から転職した経歴を持つ荒木氏は、以前から高齢者から子供にも好まれる素材としてサバに着目していたのだという。