「(発売済みの)『GX7』などは海外でも評価が高く、一眼レフレベルのクオリティーを求めるお客さまにも選ばれている。従来は比率の低かった欧米でもミラーレスは伸びていくとみている。日本のように5割までいくかは各社の商品展開によるだろう」
--スマートフォン(高機能携帯電話)の普及でカメラの販売が苦戦している
「確かにコンパクトカメラが好調だったときは2、3年で買い替えサイクルが起きていた。ただ(スマホの普及で)写真に興味を持つ層は増加しており、クオリティーの高いものに対するニーズはある。ミラーレスの比率を上げていきたい。コンパクトはモデルを絞り込むが(高倍率ズームなど)顧客が価値を感じる製品は続ける」
--他社のように生産拠点を集約する可能性は
「固定費を適正な水準にしていくことは重要だ。モデル数が少なくなれば開発費も下がる。日本と中国の各工場の強みをいかに出していくかは考える必要がある」
【プロフィル】北尾一朗(きたお・いちろう) 神戸大法卒。1986年松下電器産業(現パナソニック)入社。パナソニックDSC(デジタルスチルカメラ)ビジネスユニット長などを経て、2013年4月から現職。大阪府出身。