帝国ホテル東京(東京都千代田区)は昨年10月、国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会の主要会場の一つとなり、参加者から高い評価を得た。最も評価されたのが、分刻みの過密スケジュールが時間通り滞りなく進行したこと。「時間に正確」という日本では当たり前のことが海外からの参加者には日本流のおもてなしに映った。帝国ホテルの定保(さだやす)英弥社長は「東京は安全安心でインフラも整備されていて、シャトルバスも時間通りに来る。『こんなにスムーズに進んだ会議はなかった』とお褒めいただいた」と話す。
ホテル特製のサンドイッチも喜ばれた。分刻みのスケジュールで動く参加者たちに「仕事の合間に素早く食べられる」と好評で、期間中は通常の10倍のパンをホテル内の厨房(ちゅうぼう)で焼いたという。
「手厚いサービスや料理に大変感謝している」(IMFのラガルド専務理事)、「ホテルの中のホテル」(世銀のキム総裁)。2人の主催者はそれぞれ手放しの喜びと感謝をホテルに伝えている。