【スポーツi.】スカパー「W杯撤退」は英断か (2/3ページ)

2013.11.6 05:00

 ◆高騰続く放映権料

 W杯のテレビ中継は、約1カ月間の大会期間中に延べ400億人が視聴するといわれ、五輪をしのぐ世界最大のスポーツビジネスに成長した。

 国際サッカー連盟(FIFA)が持つ放映権料は大会を重ねるごとに上昇の一途をたどり、1998年フランス大会は総額110億円、06年ドイツ大会は1600億円、10年南アフリカ大会は2700億円まで跳ね上がった。来年のブラジル大会の総額は3500億~4000億円といわれているが、あくまでも推定なので、実際のところは、もっと高いかもしれない。

 フランス大会で日本国内用に提示された額は6億円だったにもかかわらず、02年日韓共催大会のときには200億円にアップした。とても1社では対応できないとして、NHKと民放各社は「ジャパン・コンソーシアム(JC)」を結成した。

 スカパーはJCに加わらない独自路線を選択する。120億~130億円を出資する積極策に打って出たが、加入者獲得に結びつかず、同業他社の負担を軽くするにとどまるという皮肉な結果に終わった。

 前回の南アフリカ大会で、日本に250億円が提示され、スカパーは100億円前後を負担したといわれる。解説者に元日本代表監督のオシム氏を招き、目の肥えたファンのニーズに応えようとした。金銭的にも人的にも思い切った投資を行い、JC以上の良質な番組を制作しながら、苦戦が続いた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!