ドコモは新幹線全97駅291地点でLTE受信地点数が288(カバー率99.0%)で、通信速度は下り17.88Mbps、上り4.69Mbpsを記録。ソフトバンクはLTE受信地点数は269(カバー率92.4%)で、通信速度については、下り19.05Mbps、上り9.75Mbpsという結果になった。
ICT総研の齋藤和アナリストは、KDDIについて「800メガヘルツ帯の周波数を使ったプラチナバンドのLTE基地局の整備が進み3万局を超えている。実人口で97%のエリアをカバーし、2014年3月末までにカバー率99%を目指すとしており、さらに整備が進むのでは」と分析。「LTEの品質が各社とも上がり、今後も高速化が進みそうな勢いだ」と話した。