記者会見で新興国市場の開拓戦略を説明するソニーの平井一夫社長=12日、上海市内(河崎真澄撮影)【拡大】
ソニーの平井一夫社長は12日、上海市内で記者会見し、中国など新興国市場での2014年度の売り上げを11年度に比べて40%増大させる意欲的な計画を明らかにした。具体的な売上高や国・地域別の構成比は示さなかったが、平井社長は「中国は日米と並ぶ世界3大市場の一つ」と述べ、今後も中国での需要獲得に注力する考えを強調した。
具体的にはスマートフォン(高機能携帯電話)などデジタル機器をはじめ、音楽や映画、金融など各事業の総合力を生かし、さらなる浸透を図る。ソニー中国の栗田伸樹総裁は記者団に対し、13年度の中国市場での売り上げが前年度比2桁増になるとの見通しを明らかにした。
また中国で規制されているゲーム機の販売が、上海で9月に設置された「自由貿易試験区」で解禁される見通しとなったことについて、栗田氏は「魅力的な動き」と関心を示した。