“黒船”EV普及へ「アクセル」 BMW参入で活気、価格競争激化 (3/4ページ)

2013.11.14 06:50

 官民挙げ支援策整う

 だが、ここにきてEV充電器の設置台数を増やそうと、政府や大手4社が補助金を出すなど、官民挙げた支援策が整ってきた。充電設備が整えば、ユーザーの不安が解消される。「(普及に向けアクセルを踏むには)今がいいタイミング」(ハリス社長)なのは確かだ。

 BMWは、量産車では世界で初めて車台に炭素繊維強化樹脂を用い、スチール製より50%の軽量化に成功。製造工程で100%再生可能エネルギーを用いるなど、環境問題に関心の高い消費者にアピールする戦略だ。

 来年には、独フォルクスワーゲンが日本でもEVを発売する予定。トヨタがハイブリッド車(HV)「プリウス」の価格を下げてHV市場が一気に拡大したように、海外勢参入で価格競争が激化すれば「EV普及元年」となる。(田辺裕晶)

大手自動車メーカーの主なEV戦略

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