ホンダ、ダイハツはそれぞれ市販を意識した軽自動車規格のオープンスポーツカーを出品する。スズキも商品化は未知数だが、フルオープンになる軽SUVコンセプトを披露する。普通車ではトヨタ自動車が後輪駆動のスポーツカー「86」、トヨタ自動車東日本がコンパクトカー「アクア」をそれぞれオープントップに改装したものを出品する。独BMWも高級オープンスポーツ「4シリーズカブリオレ」を世界初公開している。
オープン以外でも世界最速クラスのGTスポーツである日産自動車「GT-R NISMO」、流麗なスタイリングの高級クーペ「レクサスRC」、三菱自動車のプラグインハイブリッドSUVなど遊びの要素を入れた参考出品車が多数並ぶ。クルマを持続可能なものにする脱石油技術の提案も充実。今年のショーのトピックは、何といっても水素エネルギーを利用する燃料電池車だろう。世界の大手自動車メーカーが2015年の市販開始を宣言するなど開発競争が過熱するこの分野では、トヨタ、日産、ホンダが実用化を意識した燃料電池車のコンセプトモデルや小型・低コストの燃料電池モジュールなどを展示している。
従来型の電気自動車、充電可能なプラグインハイブリッドカーも多数お目見えする。EV(電気自動車)では日産の斬新な形状のコンセプトカー「ブレイドグライダー」、仏ルノーが日本初公開するスポーツEVコンセプト「デジール」、BMWの新世代EV「iシリーズ」といった未来志向のモデルが耳目を集める一方で、社会実験が各地で始まるなど普及夜明け前の超小型モビリティEVについても、各社がユニークな提案を競っている。