スポーツジムを模した「ジム」のセットでは、ユーチューブに多数投稿されているエクササイズなどの動画や、食べ物のカロリーなどを音声検索で簡単に行う方法(日本語版では非対応)などを紹介。グーグルマップと連動して勾配を再現する機能を持つ、ツール・ド・フランスのオフィシャルトレーニングバイクも展示している。
バリ島をイメージした「トラベル」のセットでは、必要な情報を自動的に表示する「グーグル・ナウ」を紹介。特に旅行先では、航空会社から送られてきた予約メールを基に自動的にフライト情報のカードが表示されたり、通貨換算のカード、翻訳のカードが表示されるなど、便利に利用できるとした。
グーグル・ナウは「アンドロイド4.1」以降に標準搭載されており、米アップルのiOSでは「グーグル検索アプリ」をインストールすることで利用できる。
また、「グーグル翻訳」のアプリを使えば、カメラで撮影した画像の知りたい部分を指でなぞるだけで翻訳でき、入力が難しい言語でも便利に使えるといった例を紹介している。
地下鉄の駅を模した「トランジット」のセットでは、現在ベータ版として公開している「新しいグーグルマップ」のルート案内機能や、ストリートビュー機能、モバイル向けの周辺スポット検索機能などを紹介。新しいグーグルマップについては、当初は搭載されていなかったストリートビューの「ペグマン」が追加されたように、今後もユーザーの意見を参考にしながら正式版に向けて改良を続けていくという。
畳敷きの和風もスペースがある「ベッドルーム」のセットでも、「朝起きたときに必要な情報」がすぐわかるという例を挙げてグーグル・ナウを紹介。現在では約40種類のカードが表示され、日本では地震などの災害情報や鉄道の運行状況にも対応したことをアピールした。