【挑む】フィールドマネージメント・並木裕太社長 (2/2ページ)

　－－経営コンサルティングは虚業とも揶揄（やゆ）されている

　「信頼されないのは、経営経験のない人物が経営について語ることにある。このため、どんな戦略を策定しても『経営やったことないよね』と半信半疑に受け取られてしまう。当社はコンサル経験と経営経験を併せ持った『ハイブリッド型のコンサルタント』を抱えているのが持ち味。約２０人のコンサルタントのうち、半数が上場企業やベンチャー企業の経営経験者だ」

　－－今後の方向性は

　「単にコンサルタントではなく、マネージメントパートナーとして信頼関係を構築する。経営者の理念に共感し、懐刀のようにサポートしていく。これまでの経営コンサルティングは、対象が『企業』だった。当社は対象を『人』に変え、経営者の志を成就するプロフェッショナルを目指す」（佐竹一秀）

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【プロフィル】並木裕太

　なみき・ゆうた　慶応義塾大学経済学部卒。ペンシルベニア大学ウォートン校でＭＢＡ取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、最年少で役員に就任。２００９年フィールドマネージメントを設立し、社長就任。３６歳。ベルギー生まれ。

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【会社概要】フィールドマネージメント

　▽本社＝東京都港区南青山１－４－２　八並ビル６階

　▽設立＝２００９年９月

　▽コンサルタント数＝約２０人

　▽事業内容＝経営コンサルティング、ベンチャー企業の運営・投資