日立、M&Aに年間500億円 収益拡大へ情報・通信事業戦略

2013.11.30 05:00

 日立製作所は29日、情報・通信システム事業について、M&A(企業の合併・買収)にあてる資金を年間約500億円程度確保したい考えを示した。齊藤裕執行役専務がこの日の事業戦略説明会で明らかにした。

 これまでの3年で、M&Aに900億円程度を投入。海外展開を強化するため、今月にはインドで金融機関向け決済サービスを提供する大手企業を買収した。

 日立は情報・通信システム事業の売上高を2015年度に2兆1000億円(12年度は1兆7865億円)、営業利益を過去最高の2100億円(同1046億円)にそれぞれ高める目標を掲げる。

 齊藤氏は「グローバルなメジャープレーヤーになるには、少なくとも2000億円規模の利益をかせぐ事業体にならないと駄目だ」と強調した。

 社会インフラ分野を中心に、ビッグデータを活用したソリューションビジネスやシステム構築などを手がけ、収益拡大を目指す考えだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!