今年から店頭販売を始めたミズノの機能性肌着「女子のブレスサーモ」=東京都千代田区【拡大】
特に人気なのが腹部を保温する腹巻き一体型の「ハイウエストハーフスパッツ」(3150円)。「使い勝手が良いと好評」(同社)といい、一部のタイプは品切れ状態が続く。
冷え性に悩む女性をターゲットに独自商品で攻勢をかけるのが女性用下着メーカー。ワコールの「スゴ衣 思いの丈」(3780円)は、縦横に伸縮して元に戻りにくいニット素材を使うことで、好みの長さに調整できる機能をもたせ、洋服に合わせた柔軟な着こなしに対応した。
トリンプ・インターナショナル・ジャパンが健康用品メーカーのピップ(大阪市中央区)と共同開発した「マグネセレブ」シリーズ(2100~5040円)は、生地に付けた磁石の力で血行を改善して凝りを和らげるとともに、遠赤外線を発する鉱石の粉末を練り込んで保温機能を高めたユニーク商品だ。
一方、合成繊維の商品が主流を占める中で、グンゼは綿を混ぜ込んだ「ホットマジック」シリーズ(1575~1890円)に注力する。生地を起毛させ、肌と生地の間に空気層を作ることで保温性と着心地を高めたという。