ブランド総合研究所の田中章雄社長は「大都市やその周辺では通信速度は速いが、東北地方ではつながりにくいキャリアが増えていくと感じた。LTEが受信できない地域があるなど接続状況はキャリアに明確な差があり、それが通信速度の違いにつながっているのでは」と指摘。「一番つながりやすかったのはKDDIで、どこにいってもつながりやすさを感じた」とし、「KDDIは2014年3月末でLTEエリアカバー率99%を目指していると公表しているが、今回の調査をやった限りでは順調にエリア整備が進んでいるのでは」と話した。
仕事や旅行などでリアルタイムの情報収集の手段としてスマホの重要性は一段と高まってきている。今後は各キャリアが地域間格差をなくし、全国の利用者により快適な通信環境を提供できるかが注目されそうだ。