中高校でのICT教育の実践例ではNTTラーニングシステムズ(東京)のMPS(マナビノ・プラットホーム・サービス)の活用などが知られる。
駿台文庫、Z会などの80以上の教材を電子化。生徒はタブレットで解答し、抽出された不得意な問題だけ解き直すなどデジタル教材ならではの使い方が可能だ。
すでに立命館中学校(京都市)がトライアル協力校として実践を始めており、利用法などが検証される。
同社の加藤泰久クラウドプラットホーム部門長は「学習効果を上げ意欲も引き出せるよう、従来の方法と組み合わせ、状況にあった的確な使い方を模索していく」と話す。(柳原一哉)