ダイハツ工業が昨年末に稼働させたインドネシア第2工場。ASEANでは日本車が人気で、シェアは80%に達する【拡大】
日本通運は13日、タイの首都バンコクとマレーシアの首都クアラルンプール間(約1800キロ)で需要が高まっている鉄道輸送サービスを始めると発表した。まずは日系メーカーなどを対象に自動車部品を中心とした輸送で定期運行を始める。
また、セルフ式うどんチェーン「丸亀製麺」を展開するトリドールも「切り込む際の足がかりにしたい」として、タイで同店のフランチャイズを展開する企業に出資した。
一方、ASEAN域内での事業には課題も多い。日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査によると、タイやベトナムに加え、インドネシアなど6カ国も賃金上昇率が13年に続き2桁に上り、経営上の課題になっている。ニコンがタイでのデジタルカメラ生産工程の一部を賃金の低いラオスに移管するなどASEAN域内での最適地生産の見直しも始まった。工作機械などでどれだけ省力化できるかが鍵を握る。