武田薬品工業は27日、2型糖尿病の治療薬「ファシグリファム(TAK-875)」の開発を自主的に中止すると発表した。臨床試験のデータを検討した結果、投与によって一部の患者に肝機能障害を引き起こす可能性があることが判明した。
開発自体は、厚生労働省への製造販売承認申請前のフェーズ3段階まで進んでいた。
ファシグリファムは、2011年に特許が切れた主力の糖尿病治療薬「アクトス」の後継薬として開発していた。国内では15年度内の承認を目指していた。開発中止による14年3月期の連結業績予想は変えないとしている。