家電量販店のラオックス銀座本店には、日本の各種お土産が並ぶ=東京・銀座【拡大】
まずは訪日外国人に国内でもっとお金を落としてもらおうと、来年10月から消費税を無税とする対象品目を化粧品や土産物の菓子、地酒などに大幅に拡大。免税取扱店は全国の土産物店などを対象に、現在の倍以上の1万店に拡大して、地方への旅行も誘導する。
経済成長の著しい東南アジアや、中東のイスラム圏の富裕層を誘致する体制作りも奨励。メガバンク3行は、海外発行のクレジットカードで引き出し可能な現金自動預払機への切り替えを進める。東京五輪が開催される2020年に2000万人、30年に3000万人への上積みを目指す。
第一生命経済研究所の永浜利広・主席エコノミストは「訪日外国人が増えれば、国内に落ちる海外所得が増える。国内の企業収益が上がり、株価上昇なども通じて家計の所得増加につながる」と分析している。