--2014年のキーワードは
「“国のリセット”だ。企業はデフレマインドから脱却して、設備投資や賃上げマインドにリセットしなくてはならない。企業人は自分の国に自信を持ち、成長への意欲をかきたてて前を向いて行動すべきだ。韓国や中国など近隣諸国との関係改善に必要なのは、日本経済の成長だ。日本とつきあうことはあなたの国にとっても意味があると見せつけなくては。アベノミクスをさらに徹底して日本を成長軌道に乗せることが一番の近道になる」
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【ひとこと】去年はハワイに出かけたが、今年の年末年始は自宅でゆっくり。ゴルフでリフレッシュし、初詣は明治神宮。さて御利益は?
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【プロフィル】三村明夫
みむら・あきお 東大経卒。1963年富士製鉄(元・新日鉄住金)入社。新日本製鉄(同)社長、会長を経て2012年から新日鉄住金相談役。日本商工会議所は13年11月から現職。73歳。群馬県出身。