三菱重工業社長・宮永俊一さん【拡大】
--航空事業を成長の柱の一つに位置付けている
「(子会社の三菱航空機が開発中の)小型ジェット旅客機『MRJ』の試験飛行が始まれば量産段階に入るし、米ボーイングの最新鋭中型旅客機『787』も生産量が増えている。ボーイングは大型機『777X』の計画があり、既存設備では足りない。設備増強が必要になる」
--政府が企業に賃上げを求め、労働組合側もベースアップを要求する方針だ
「要求を正式に受けて考えるが、国際競争力を維持する点で賃金ベースが上がるのはネガティブな要素。ただ、欧米より高い給料を払っても生産性を上げることができれば戦える場合があるかもしれない。現在は若い人や中堅の人に夢を与えられない形になっているので、それを打破するためにも何か考えたい」(田村龍彦)
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【プロフィル】宮永俊一
みやなが・しゅんいち 東大法卒。1972年三菱重工業入社。2000年エムエイチアイ日立製鉄機械社長。08年三菱重工取締役常務執行役員、11年副社長。13年4月から現職。福岡県出身。