具体的には、センサーやカメラなどを活用した事故防止システムなど車載関連技術に、スマホの通信機能を組み合わせる考え。スマホが自動車のリモコンキーの代用となるほか、カーナビやエアコンなどの車載機器の遠隔操作にも対応。
指でスマホの画面をなぞることで縦列駐車や車庫入れなどをできるようにする。将来はラジコンカーのように本格的にスマホで運転する機能も実現できるという。
新技術は、米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載のスマホに対応させる。すでに自動車会社のテストコースなども利用して研究に入っている。
パナソニックは、スマホの通信機能を利用して遠隔操作できる家電製品を「スマート家電」として販売しており、家電で培った技術を応用して自動車分野に本格参入する。