【デトロイト=柿内公輔】2013年の世界自動車販売台数でトヨタ自動車が2年連続で首位となることが14日、確実となった。米大手ゼネラル・モーターズ(GM)が同日発表した年間販売台数が前年比4%増の約971万台となり、昨年8月時点で996万台と見込んだトヨタを下回った。
GMは声明で、緩やかな景気回復が続く北米が7%増、中国も11%増と好調で「13年はすばらしい成功を収めた」と強調した。ただ、欧州や南米、アジアの一部では厳しい状況が続いたとも表明した。
トヨタは今月下旬に、13年の販売実績を発表する予定。主力の中小型車を中心に、品質問題を克服した米国での新車販売が年間を通じて好調に推移した。また、新興国市場も中国を筆頭に堅調だったとみられる。
12年に3位だったドイツのフォルクスワーゲン(VW)は、商用車を含む13年の世界販売台数が約5%増の970万台超となった。GMとほぼ肩を並べ、トヨタの背中も見えてきた。
ただ、ドル箱の米国市場がやや減速する兆しもあり、14年は新興国を中心に競争が激化しそうだ。