米倉氏は、安倍晋三首相への次期会長内定報告について「特に考えていない」と述べ、必ずしもスムーズにいっていない政権との関係を浮き彫りにした。一方、榊原氏について現役閣僚から「政権と二人三脚でやっていける経営者」(甘利明経済再生相)、「経営感覚は極めてまっとうで、良い方が選ばれた」(麻生太郎財務相)と高く評価、政治との関係改善も期待される。
ただ経団連の会員企業からは「スタッフの数をそろえられるのか」「強いリーダーシップを発揮できる企業なのか」「半年後あたりにメッキがはがれていなければよいが」などと本音も漏れており、榊原氏のリーダーシップに注目が集まっている。(早坂礼子)