【高まる空気汚染の脅威】ブルーエアの挑戦(4-3) (1/3ページ)

2014.1.17 05:00

ブルーエア社CEOのベント・リトリ氏。「世界で一番優れた空気清浄機を作りたい」と同社を設立した。“世界基準ナンバーワン”へのこだわりを前面に立てて、日本市場に挑む

ブルーエア社CEOのベント・リトリ氏。「世界で一番優れた空気清浄機を作りたい」と同社を設立した。“世界基準ナンバーワン”へのこだわりを前面に立てて、日本市場に挑む【拡大】

  • 「ブルーエア」の高性能フィルター(右)の仕組み。独自開発の「3ステップHEPASilentフィルター」は、小さな汚れに合わせて作られた1枚もののフィルター(左)に比べ、目詰まりが起こりにくくなっている。目の大きさの異なる3枚のフィルターを重ねて圧着し、折りたたんで吸着面積を最大化し、除去性能と安定したクリーンエア供給が可能となった(イメージ図)

 ■ハイスピード清浄など高性能で勝負

 ◆汚れたら交換

 当然のことだが、部屋の空気は時間とともに汚れていく。人が吐き出す二酸化炭素(CO2)やせき・くしゃみの飛沫(ひまつ)、外気の侵入などにより、目では確認できない汚れの粒子が部屋中にあふれていく。

 空気清浄機に求められる大きな役割は空気の清浄だが、そこでは汚れをしっかり丁寧に取るのはもちろん、“速く取る”ことも重要なポイント。常にキレイな空気を望むのであれば、空気が汚れるよりも速く清浄にしてくれるスピード感も、見過ごせないポイントである。

 日本電機工業会規格の一般的な国内メーカー製品は、実は30分に1回清浄するよう設計されている。これに対してAHAM規格の「ブルーエア」は、39畳の広さの部屋でも、わずか12分で清浄を完了。つまり1時間に5回も清浄する設計。一般的な空気清浄機の2.5倍速のスピードで99.97%の清浄を実現していることになるのだ=注1、2。

 空気清浄機の中には、定期的な手入れをすれば10年間フィルター交換が不要とうたっている製品もある。エアコンや換気扇を見ても分かるように、フィルターが汚れると性能は著しく低下する。「ブルーエア」では、フィルターは“汚れたら交換”がユーザーにとって簡単であるとの考えから、「6カ月に一度の交換」を勧めている。

 衛生微生物研究センターが、一般住宅のリビングで行った「ブルーエア」の実験では、1カ月を経過したフィルターから、細菌44万個、酵母7万個、カビ21万個が検出された(菌類の補足数は実測データに基づく同社推定値)。日常的な手入れとなると、忙しさに追われてついおっくうになりがちだが、交換してしまえば手入れは不要ということになる。面倒な手間が要らないのも、消費者が注目するポイントの一つだ。

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