双日・佐藤洋二社長【拡大】
--米国のシェールガス関連の商機をどうみるか
「米国経済は、足元で雇用、消費、住宅関連で予想を上回る回復基調にある。安価なガスを使ってアンモニアやエタノール生産も可能になる。エネルギーや機械、生活産業など部門横断的に取り組む必要があり、昨春から化学部門を中心に特別チームで案件を発掘中で具体化したい。ガスを使った化学品事業はパプアニューギニアでも検討中で、世界のガス産出国で展開したい」
--今後の重点国は
「ロシアは昨年の安倍晋三首相の訪露を機に具体的なチャンスが広がっている。川崎重工業とロシアの極東地域に熱電併給システムを導入する案件やガスプロム向けガスタービンの商談も進展している。最先端医療や環境技術も手応えがある。20年を展望した新興国開拓はアフリカだ。中長期とみていたが、国や案件ごとにスピードをあげる必要がある。ナイジェリアもガスの埋蔵量が大きく、ケニアなど地熱や風力などの再生可能エネルギーも商機がある」(上原すみ子)
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【プロフィル】佐藤洋二
さとう・ようじ 長崎大経卒、1973年日商岩井(現双日)入社。執行役員、常務、専務、副社長を経て、2012年4月から現職。熊本県出身。