東電社長、自由化後に値下げの可能性示唆 「価格戦略の発想」 (2/2ページ)

2014.1.20 06:00

広瀬直己社長

広瀬直己社長【拡大】

 広瀬社長は「形の見えない電気は、価格一本勝負になりやすく、値段が高いと売りにくい。全面自由化されれば、『どういう値段であれば電気を買ってもらえるか』という発想でないと競合他社と勝負できない」と述べた。

 家庭向け電気料金が自由化されれば、工場に発電設備を持つメーカーやガス会社などの参入が活発化し、価格競争が本格化する見込みだ。

 ただ、原発が想定通り再稼働しないまま値下げすれば、東電は再び赤字に陥る可能性がある。原子力損害賠償支援機構や金融機関への融資返済が滞りかねず、難しいかじ取りを迫られそうだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!