ビール類出荷量の4社シェア【拡大】
先行2社も歓迎
上位2社がプレミアム版を主力商品として打ち出すことに慎重だったのには、理由がある。稼ぎ頭である従来品のイメージ低下やプレミアム版との「共食い」を懸念したからだ。
その対策として、アサヒは昨年12月、従来品の「スーパードライ」の製法を改良。「ドライシリーズの固定客を増やそう」(小路明善社長)と商品力の底上げを図った上で、満を持してプレミアム版を投入する。
キリンも24日、一番搾りの刷新を発表する予定。6月に売り出すプレミアム版は、缶入りを出さず瓶容器にこだわり、従来品との差異化を図る。
迎え撃つ2社は、アサヒとキリンの本格参戦を歓迎。サントリー酒類の相場康則社長は「飲み比べによって、ビール市場全体が活性化するだろう。プレミアム戦争のようになることを期待している」と勝ち戦に自信を示す。