いすゞ自動車は24日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で部品の供給体制を強化するため、同日からシンガポールにアフターセールスセンターを開設したと発表した。現地スタッフの育成などのほか、同時に設けたマレーシアの部品倉庫に約3万点の補給部品を配備し、いすゞ車ユーザーをサポートする。
ASEAN地域でのいすゞ車の保有台数は約162万台。これまでは専用の部品倉庫があるタイを除き、現地で必要な部品は日本から補給していた。同センターの開設で、部品補給に必要な時間は3分の1程度まで短縮できるという。いすゞは2010年にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイにもアフターセールスセンターを開設。シンガポールで2カ所目になる。