ダイハツ工業が30日発表した2013年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比7・9%増の1兆3535億円、営業利益が2・7%増の959億円と、ともに2期連続で過去最高を更新した。
しかし、海外子会社の利益が伸びたことに伴い少数株主利益が増加したため、最終利益は10・0%減の512億円と減少した。通期業績については、「消費増税前の駆け込み需要の影響は分からない」(入江誠上席執行役員)ことを理由に据え置いた。
4-12月期は国内の軽自動車に加え、インドネシアとマレーシアでも乗用車の販売が好調だった。営業利益は、九州の開発センター、マレーシアの新工場などの建設費用がかさんだが、為替変動による144億円の円安効果などで補った。
このほか、進出するインドネシアの経済がインフレ、金利上昇、ルピア安で減速していることについては、「販売が10万台上がっても収益が伸びない。125万台という市場規模は伸びるとは思うが、為替に左右されない経営体質を作る」と述べた。