主な割安サービス会社は日本通信、NECビッグローブ、インターネットイニシアティブ(IIJ)などで、国内に延べ350社程度ある。契約数は13年3月末時点で1091万件と前年同期比68.3%の大幅増となったが、携帯電話の総契約数に比べると1割にも満たない。
ただ、民間調査会社MM総研によると、15年度にはMVNOの契約数は2392万件と2000万件を突破するとの予測もあり、総務省では接続料の引き下げで割安サービス会社のサービスを普及させ、スマホ市場の競争を促進し、ドコモなど大手にも利用者の料金引き下げを促す考えだ。