KDDIのスマートフォン利用者向けアプリ取り放題サービス「auスマートパス」利用者数が昨年末時点で888万人に達した。同サービスでは非ネット系の一般実用サービスを重視し増強中で、2月4日からはシネコン大手の「ユナイテッド・シネマ」と組んで、映画鑑賞料金を最大33%引きにするキャンペーンも始める。
auスマートパスは2012年春にスタート。auのアンドロイド機を中心とするスマホユーザーに月額390円(税込み)の定額で多数の人気アプリや実用アプリを使い放題にするサービス。
昨年末888万人は、前年末比で2倍超の勢い。収支面での貢献も大きく、30日に発表された決算発表でも強調された。
同サービスでは「スマホとリアルな生活のリレーション強化」を目標に「スマートリレーションズ構想」を掲げる。スマホ、ネットの世界と一般生活とを両にらみして顧客満足度を上げる戦略だ。