NTTドコモが31日発表した昨年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比0.2%減の3兆3635億円、営業利益は1.9%減の6886億円だった。しかし最終利益は3.3%増の4301億円と、増益を確保した。
競合2社への顧客流出が引き続き響いたが、昨年9月に販売を開始した米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」が品薄解消とともに、プラス効果を徐々に発揮した。
今3月期通期の連結業績予想は前回発表のまま据え置いた。
併せて営業力強化に向けグループ再編を今年7月に実施することを正式発表した。子会社合併や支社のスリム化などで生じる最大3000人の余剰人員を、2016年度末までに新規事業など成長分野に配置転換する。記者会見した加藤薫社長は「競争に勝ち抜くための喫緊の課題は営業力の強化だ」と述べた。