西武池袋本店では消費増税前の駆け込み需要を狙って春夏用オーダースーツの受注を前倒しで受け付けている=1月28日、東京都豊島区【拡大】
節句や結婚式といった「ハレの日」商戦は、絶対額が高いため駆け込みの割合も高い。新宿高島屋では「例年はひな人形と入れ替えで3月から店頭展開していた」(広報)五月人形が今月中旬には店頭に並ぶという。店頭でのパンフレット配布も昨年11月から始めており「6ポケット(両親と両祖父母)」といわれる潤沢な予算を取りこぼさない構えだ。
松屋銀座本店では結婚式が増加する4~6月に合わせて2月下旬から実施していた「春のブライダルフェア」を1カ月早い1月22日からスタートした。結婚指輪や引き出物の購入特典を付け、「結納返しの商品を購入にきたお客さまに早めに引き出物も決めてもらう」(広報)狙い。
スーパーも駆け込み需要の取り込みに動いている。ダイエーは年末商戦中の昨年12月に、卒業式や入学式向けの女性用スーツやワンピースを投入した。1月は女性向けカラースーツの売れ行きが前年同期比50%増となるなど、商戦前倒しの効果が出ている。