ディスカウントストア大手のドン・キホーテは10日、グループ独自の電子マネーを導入すると発表した。3月18日から「majica(マジカ)」のブランドで始める。全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、長崎屋、ドイトなどのグループ店舗全265店舗で利用できる。入金時に1%のポイントがつき、たまったポイントは1ポイント=1円として、グループ各店舗で利用できる。
また、家電やブランド品などで会員価格が適用される。これまで「家電御贔屓(ひいき)カード」「ブランドメンバーズカード」などの会員カードを展開してきたが、今後はmajicaに統合する。
同社としては「お客さまの利便性向上」が狙いだとしており、4月の消費税率引き上げ対策ではないとしている。だが、消費税率8%で、1円単位での支払いも増える中、1円玉不足などの対策になるとみている。