携帯電話大手3社の2013年4~12月期連結決算が12日、出そろった。ソフトバンクとKDDIは米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売が好調でデータ通信料収入が増加し、最終利益が4~12月期として過去最高を更新した。NTTドコモは昨年9月に販売を開始したアイフォーンが品薄解消とともに、プラス効果を発揮し、2年連続で増益を確保した。
ソフトバンクは売上高、営業利益、最終利益の全3項目でドコモ、KDDIを上回り、9月中間期に続いて首位を維持した。ソフトバンクの最終利益は58.1%増の4882億円で、4301億円のドコモを500億円以上上回り、KDDIの2686億円を大きく引き離した。
ソフトバンクはアイフォーン販売以外に、ゲーム会社などの買収に伴い発生した株式評価益も寄与。同日会見した孫正義社長は「NTTドコモがアイフォーンの販売を始めたことでシェアは下がるとみられたが、順調だった」と好調ぶりを強調した。