東芝は20日、ヘルスケア事業戦略説明会を開催し、田中久雄社長は、同事業で「数千億円規模のM&Aを検討している」と語った。東芝はヘルスケア事業を成長の柱に据えており、2015年度に売上高6000億円、17年度に同1兆円を目指している。「6000億円から1兆円に引き上げる段階で、M&Aで目標を達成させたい」(同)と述べた。
これまでヘルスケア事業の主力は、CTなど画像診断装置だったが、14年度以降は、新たに予防、予後・介護、健康増進の3分野もグローバルに展開する。27年度に目標とする売上高6000億円のうち、600億円程度を新規の3分野で拡大させる。
また同日、病気予防を目的に人の遺伝子を解析するゲノム事業、カプセル内視鏡事業にも参入すると発表した。
東芝はヘルスケア事業をエネルギー、ストレージに次ぐ第三の柱としており、力を入れている。