当日、特に所用のない役員は必ず参加。「やはり親分が出ないと盛り上がりませんから」と二階堂さん。ちなみに加藤宣明(のぶあき)社長は年齢別リレー決勝のスターターを務めた。
この運動会、昭和54年から61年まで毎年開いていた。しかし、事業規模が大きくなり、従業員数も増加したことで、全社で開くよりも地区の融和を優先すべきとの判断で中止に。以降、地区ごとにスポーツ大会などを開いてきた。
平成22年に創立60周年の記念イベントとして全社スポーツ大会を開催したところ、非常に好評で、翌年から「全社運動会」として復活した。昨年は3回目だった。
「3回目になると、優勝チームが『来年はV2だ、V3だ』といい始めて、練習にも熱が入るようになってきました」と今後、一段と盛り上がりそうな勢い。職場の一体感の醸成に、なくてはならない存在になっている。(佐久間史信)