明治は24日、ピザソース事業に参入すると発表した。朝食でのピザトーストなどで、需要が拡大すると見込んでおり、キャップ付のスタンドパック包装を採用して、最後まで使い切りやすく、冷蔵庫の収納場所をとらないようにした。
同社は平成24年から冷凍ピザ「こだわりピッツェリア」を販売している。今回、このシリーズの拡充として「完熟トマトのピッツァソース」と「同 辛口」のピザソース2品を3月1日に発売する。甘みが強いポルトガル産の完熟トマトペーストを100%使用している。価格は150円(税別)。
明治によると国内のピザソース市場は年間約20億円。主流であるボトル容器では、「大きくて使い切れない」などの課題があったことから、同社としては、パッケージでの使い勝手のよさをアピールし、先行メーカーを追撃する考えだ。