川崎重工業が開発した次世代の鉄道車両台車「efWING」。世界で初めてCFRPを採用した【拡大】
川崎重工は、efWINGの実用化に先駆け、2012年6月に米国鉄道協会運輸技術センターで約4500キロの走行試験を実施。基本性能に加え、こうした走行安全性能などを確認した。
課題はまだ納入実績がないことだが、14年度には国内でefWINGを搭載した車両が実際に営業運転を行う見通しだ。同社は「これまでCFRPを使った台車自体がなかったので、まずは実績をかさね、国内や海外で展開していきたい」と話す。
川崎重工は、車両事業を航空や二輪と並ぶ中核事業の1つと位置付けている。車両事業の13年度の売上高は1550億円となる見通しだが、20年度には2600億円まで高める目標だ。そのためには国内だけでなく、米国やアジアなど海外での受注が重要になる。