株式市場の活況を受け、証券各社の積極的な新卒採用や賃上げの動きが目立っている。大手証券5社のうち4社が今春入社の新卒採用者を増やしており、5社の合計は前年比22%増の約2200人となった。各社は過去の市場低迷で採用や賃上げを抑えてきた経緯があり、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による市場の好転を受け、方針転換に踏み切った形だ。
SMBC日興証券は、市場の活況を受けたリテール部門強化のため、当初計画より50人多い460人を採用した。来春入社の採用計画人数もさらに増やす方針だ。
大和証券グループ本社は前年実績比24%増の670人、みずほ証券は47%増の約260人、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は80%増の318人を採用する。