大和証券グループ本社が4月から、新卒で入社した社員の初任給を1割近く引き上げることが3日、分かった。大和の賃上げ方針は1月に日比野隆司社長が表明。詳細が固まったことで、近く正式に発表する。賃上げの内容を充実させて士気を高め、優秀な人材の採用にもつなげたい考えだ。
グループ中核会社の大和証券などの初任給は21万円(昨年実績)。これが賃上げで2万円程度増える見通しだ。
また、検討当初は20~30代の若手を中心に約5000人とする方向だった賃上げは、グループ社員約1万4000人のうち、国内に勤務するほぼ全員を対象とすることになった。対象者全員の平均は3%程度の増加となる見込みだが、若い世代ほど上げ幅を大きくするなど傾斜をつける。