秩父へは、池袋から特急レッドアロー号に乗車すればわずか78分、都心からでも1時間半ほどで到着します。これだけ都心から近い距離にありながら、日本の古き良き時代がいまなお残り、歴史と現代の生活とがうまく融合し、食文化も含めて一言では言い表せない真に魅力的な地です。
こうした秩父の魅力をこれまで以上に西武線沿線内外に発信し、沿線の発展と地域の活性化に貢献したいと考え、昨年は西武鉄道100周年にして初めてのテレビCMを秩父をテーマに実施するなど、各種施策を実施してきました。
西武グループは、経営理念である「グループ宣言」の中で「自然環境、地球環境への配慮」を掲げております。秩父地域は8割以上を森林が占めており、秩父を支えているこの貴重な自然環境を守っていきたいとの思いから、森林の健全育成の阻害要因である間伐材などの有効活用を促進できないものかと検討していたところ、WPCコーポレーションさま、秩父市の方々をはじめとした関係の皆様のお力添えにより、間伐材の再生品としてベンチを制作することができました。そしてこのベンチを、秩父の玄関口でもある西武秩父駅の仲見世通りと当社本社ビルロビーに設置することといたしました。
これからも自治体並びに地域の皆様と密接に連携して知恵やアイデアを結集し、自然豊かな秩父を守り、そのあふれる魅力を全国区にしていきたいと考えております。(談)