面に合わせ角度自動調整
また、オーガアシストと呼ばれる機能を追加したモデルは、鋭い歯を回して雪を砕くロータリー部分の角度を除雪面に合わせて自動調整する。除雪機が傾いた場合、下がった側と反対部分の盛り上がる雪を優先的に除雪することで作業効率を高める仕組みで、「これまで複数回かかっていた除雪作業が1回で済むようになった」(小東研究員)という。スマートフォンなどにも使われる方位磁針を本体中心部に配置したことで実現したという。
豪雪地で多用される大型除雪機の多くは操作が難しく、慣れないと上手に作業できないといわれる。ホンダは、約15年ぶりに全面改良した新モデル投入で「雪国のお客さまの生活に役立てていく」(志賀雄次・汎用パワープロダクツ事業本部長)としている。
ホンダはこうした取り組みなどを強化し、芝刈り機、水ポンプ、発電機、耕運機といった汎用事業全体の拡販につなげていく考えだ。2013年度に605万台を見込む汎用販売を来年度は前年度比5.8%増の640万台に増やす計画だ。(飯田耕司)