【東日本大震災3年】セブン&アイ、4月にも燃料備蓄基地完成

2014.3.11 22:19

燃料備蓄タンクの設置が行われたイトーヨーカ堂の物流センター=2月、埼玉県杉戸町(松岡朋枝撮影)

燃料備蓄タンクの設置が行われたイトーヨーカ堂の物流センター=2月、埼玉県杉戸町(松岡朋枝撮影)【拡大】

 コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(HD)は、約4億円を投じた燃料備蓄基地を4月にも完成する。東日本大震災を踏まえ、災害時の配送燃料を確保する狙いだ。

 イトーヨーカ堂物流センター(埼玉県杉戸町)の敷地内に総容量800キロリットルの燃料タンクなどを設ける。通常は燃料配送の三和エナジーが営業拠点として利用し、災害時には同HDが軽油とガソリン計400キロリットルを優先的に購入する契約だ。同基地が完成すれば、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、首都圏の約5400店向けの緊急配送が最大10日間まかなえる。

 セブン&アイHDは東日本大震災で全店の安否確認に2週間かかった反省から、平成24年12月に安否確認のシステムを刷新した。月に1度は、安否確認やテレビ会議システムによる情報収集などの訓練を行っている。

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