孫社長は米国で今後、ソフトバンクが日本市場でいかに競争を促進してきたかを政府関係者などに説いて形勢逆転を狙う。しかし大統領予備選挙が始まった米国で、AT&Tとベライゾンのロビー活動は「間の悪い逆風」(ソフトバンク幹部)となる。「政府との戦いは厳しいが正面から議論する」と正攻法を口にする孫社長。米国でどんなパフォーマンスをみせるのか、注目されそうだ。
■ソフトバンクの主な買収
2004年 7月 日本テレコムを約3400億円で買収、固定通信事業に参入
06年 4月 英ボーダフォンの日本法人を1兆7500億円で買収、携帯電話事業に参入
10年12月 ウィルコム株式を約400億円で取得(13年7月連結子会社化)
13年 1月 イー・アクセスを1800億円で買収(議決権所有割合33.3%)
7月 米スプリントを1兆8500億円で買収
14年 3月 孫正義社長が米TモバイルUSの買収意向を表明