マツダの小型車「マツダ2(デミオ)」の後継機種として開発が進められている試作車「HAZUMI(ハズミ)」=4日、ジュネーブ【拡大】
独フォルクスワーゲンの有名な「MQB」プラットフォームがその代表格。モジュール化を進め、500万台規模で共有できるメガプラットフォーム戦略を推進する。こうしたアーキテクチャーの進化は、日本のものづくりの優位性を凌駕(りょうが)する可能性があろう。そうなれば、ものづくりはもはや基礎力にすぎず、自動車ビジネスは応用力の戦いに移行する構図が見え始める。
ブランド、デザイン、テレマティックス(情報通信)を複合的に組み合わせ、魅力的なビジネスモデルを構築することで欧州ブランドは先行している。実際、ジュネーブ・モーターショーでは、ドライバーが運転中に自由に米アップルのiPhone(アイフォーン)を操作・表示できるアップルの新しいシステム「CarPlay」を搭載し、スマホとクルマが一体化する新しいモデルが数多く展示された。
独メルセデスは「Mercedes me」と銘打った新しいサービスブランドを今年夏に立ち上げ、「CarPlay」にとどまらず、スマート腕時計やグーグル・グラスなどの新しいヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)と連動するサービスで先行する考えだ。